競売不動産用語の基礎知識 β版

処分禁止の仮処分(しょぶんきんしのかりしょぶん)

処分禁止の仮処分とは、権利関係に争いがある場合に、被保全権利の執行を保全するため、仮処分債務者から目的物件の処分権能を剥奪し、現在の法律関係を仮処分債権者・債務者間で法的に固定し(当事者恒定効)、もって仮処分債権者の被保全権利の行使を確実、容易にすることを目的とする係争物に関する仮処分である。

処分禁止の仮処分の効力については、かつては相対的効力説絶対的効力説との争いがあったが、現在では相対的効力説が定説とされる。

なお、強制執行との競合事例において判例は、被保全権利の性質に関係なく強制執行も債務者の任意処分と同様に相対的無効と解する。さらに仮処分債権者は執行異議あるいは第三者異議の訴えによって強制執行を阻止できるのみならず、強制執行が終了しても買受人は所有権取得を仮処分債権者に対抗できないとしている(大判昭和4年4月30日民集8巻421頁)。

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